FFS理論
2022/01/10
明けましておめでとう御座います!
取締役の齋藤です!
皆様年末年始は如何お過ごしだったでしょうか?
より多くの人に会う事を意識して年末年始を過ごす予定でしたが、結果は親族と会社の同僚と会って終わってしまいました‥
来年は親族を含めず20人以上と会うことを目標にスケジュールを組んで行きます!
どなたも今年1年早かったな〜と感じた事があると思いますが、
この現象はジャネーの法則と言う心理現象だそうです。
簡単に言うと「生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)」であり、
100歳にとっての1年は100分の1ですが、1歳にとっての1年は1分の1となり、歳を取れば取るほど1年の相対的な長さが小さくなるため時の流れが早く感じるそうです。
その他考えられる要因として、未体験の事が多ければ日々に新鮮さが生まれ1年が長く感じる、という心理作用もあるそうですので、何歳になっても未知の事や今まで関心が無かった事へチャレンジしていく事で、同じ時間をより長く充実させる事ができそうですね!!
今回の本題は弊社が取り入れているFFS理論について書かせて頂きます。
弊社では、FFS理論を元にチーム編成を行なったり、ここの特性に合わせた関わり方や育成を行っております。
FFS理論で自らの特性や人の特性が詳らかになるととても納得感があると共に、人それぞれの個性が異なることが深く理解でき、関わり方がポジティブな物に変わりました!
FFSに出会うまでは、何でこの人はこう考えるんだ、何でこんな事するんだ、と思う事がありましたが、FFSを知ることでこういった場合はこの人にはこういう声かけや反応をしようと相手の特性を理解した上で関わることができるようになります!
■FFS理論とは
FiveFactors&Stressの略称で、人の思考行動特性を5因子とストレス値で定量化し、個人の潜在的な強みが、ポジティブに発揮されているか、ネガティブに発揮されているかわかります。
さらに、人と人の関係性を客観的に把握・評価でき、チームを最適な編成にすることができる理論です。
■5因子
5つの因子についてどのような特性があるのかを記載致します。
人はそれぞれ、下記に示す因子のうち2~3個の因子を持っており、その組み合わせで個性が形成されています。
A:凝縮性
力の源泉:固定・強化する力(価値観を固めていく)力
判断軸:「自分の価値観上」正しいか、正しくないか
キーワード:正義、権威性、責任感、義務感、批判的、偏執固執
口癖:「でなければならない」「当然」「すべきである」「あってはならない」
B:受容性
力の源泉:無条件に受け入れる力
判断軸:よいか、悪いか
キーワード:貢献、保護的、共感、愛情、過保護
口癖:「なるほど」(頷きながら) 「そうか〜」「まぁ、何とかしよう」「まかせなさい」 「心配しなくていい」
C:弁別性
力の源泉:(自分にとって都合よく)白黑はっきり分ける力
判断軸:適合しているか、していないか
キーワード:都合いい、合理的、 事実は、判別的、現実的
口癖:「合理的」「論理的には」 「具体的には」「データは」 「因果関係は」
D:拡散生
力の源泉:外部に向かって動いていく力
判断軸:好きか、嫌いか
キーワード:挑戦、奔放性、外向性、 解放性、大胆、野心、分裂
口癖:「とりあえず」「まぁいいか」「面白い」「適当に」「アバウト」
E:保全性
力の源泉:現状を維持改善していく力
判断軸:好きか、嫌いか
キーワード:安全、内向性、慎重、 敏感、几帳面、順応、劣等感
口癖:「このまま様子を見ましょう」「無難」「安全に」「確実に出来ることから」「他はどうなの」
皆さんは上記の特性のどれに自信が当てはまっているように感じたでしょうか?
実際は、数百問の設問に回答をし個々の因子の判定をしております。
ちなみに、私の因子は下記の三つです。
B:受容性
C:弁別性
E:保全性
私の性格を上記を元に具体的に記述をすると
- 周囲がどう思っているのかが気になり、自分の感情よりも周囲の感情を優先する
- 物事を抽象的ではなく、具体的論理的に話したいし話して欲しい
- 変化に慎重で具体的な道筋が見えている事であれば邁進できるが、具体的な道筋が見えていない事柄に対して不安を感じてしまう
となります。
ですので、私はあなたのおかげで、成功できた。と言われたい。人が楽しそうだと自分も楽しい。
抽象的で感覚的な事は理解に苦しんでしまうので、道筋を立てて具体的かつ論理的に説明をして欲しい。人です笑
このように、
FFS診断を用いる事で、どういう考えの元、発言行動しているのか、どのように指示出しや反応をすればより個性を活かすことができるのかが明確になってきます!
弊社では今後も社員それぞれの在り方の実現のために、FFSを元に個性を尊重、理解し、個性を伸ばして行ける環境づくりをして参ります!
お読み頂き有難う御座います。