well-being
2022/06/20
こんにちは!
Keioh株式会社、テレマーケティング事業部の仙庭です。
初めてのblogの投稿です。
少しでも皆さんのためになる投稿をしていきますので、宜しくお願い致します!
頑張って書きますので、ぜひ最後まで見ていただければ幸いです!
今回は最近気になった「燃え尽き症候群」について記載していきます。
「燃え尽き症候群」とは、
別名「バーンアウト」とも呼ばれ、頑張ってきた人が、まるで火が消えたかのように、仕事への意欲・関心を失ってしまう状態のことを指す。最近は、職種や性別、世代にかかわらず、燃え尽き症候群が増えているのだそうです。
その一因には、高度に情報化した社会で、24時間人とつながるようになり、対人ストレスが増えていることがあげられ、コロナ禍による働き方や生活の急変に伴い、今後もさらに増えていく可能性があると言われています。
2020年秋、HBR (ハーバードビジネスレビュー) は46か国1500人超に対して、コロナ禍における燃え尽き症候群、バーンアウトについての調査を行いました。以下、興味深い質問と回答をいくつかピックアップしてみました。
Q1: コロナ禍の前と比較して、あなたの職場のウェルビーイングはどのように変化しましたか?
向上した 20%
低下した 89%
Q2: 低下した要因は?
仕事への要求水準の高まり 56%
繋がりの喪失による困難 24%
Q3: コロナ禍の前と比較して、あなたの生活全般のウェルビーイングはどのように変化しましたか?
向上した 22%
低下した 85%
Q4: 低下した要因は?
メンタルヘルスの悪化 50%
働くことへの要求水準の高まり 26%
孤立感とつながりの喪失 20%
上記以外にも89%の人が「ワークライフは悪い方向へ進んでいる」と回答しています。この調査で分かったことを一言で述べると、バーンアウトは世界共通の問題だということです。
近年、 20〜50代まで職種や性別問わず急増する 「燃え尽き症候群」。
燃え尽き症候群は病気ではありませんが、安心してはいけません。
「ちょっと疲れただけだろう」「少し休めば、また元に戻るさ」と見過ごしてしまうのも NGです。
なぜなら、燃え尽き症候群がきっかけで、 うつ病などのメンタル疾患を発症することも珍しくないからです。
バーンアウトの症状は3つに大別されると言われています。仕事への思いや意欲が低下し、情緒的消耗感が激しいことが一つです。
次にシニシズム、いわゆる冷笑主義です。自分以外の人や職場、組織に対して関心を示さないだけではなく、自分に対しても冷ややかな目で見てしまいます。何をやっても報われない、評価されることなんてない、私なんか…といった諦めの境地に入ってしまっている状態です。ミレニアル世代などの若い世代に多いとある文献で読んだことがあります。
最後に個人的達成感の低下です。情緒的消耗感、シニシズムにより、その人の仕事のパフォーマンスや質はどんどん低下し、当然本人の達成感は低下する状態です。
今までやる気に満ちていたのに、使命感を持っていたのに、いつのまにか大切な何かを喪失し、自己否定へと結び付いてしまいます。
これらはうつ病と類似する症状も多いと思いますが、うつ病は公式かつ代表的な精神疾患です。
バーンアウトは「職場における慢性的なストレスが適切に対処されずにいる結果として起きる諸症状」として、WHOが2019年に「疾病及び関連保健問題の国際統計分類 (ICD) 」 (2022年1月発効予定ICD-11) に加えました。
大事なのは 「燃え尽きなのかも?」 と気づいた段階できちんと対策すること。
燃え尽き症候群には、ちゃんと治す方法があります。
大切なのは、燃え尽きてしまったときは、 まず「燃える土台」を整えることです。
そのために、下記の4ステップを行うことです。
- 安全生活 「よく寝て・よく起きる」
- 日常生活 「ふつうの生活をふつうにできる」
- 社会生活 「よく働き・よく遊ぶ」
- 健全生活 「未来のために頑張れる」
そしてつぎに、火が燃えるのに必要なのは「火種」「薪」「環境」で人も同じで、
燃え尽き症候群になるのはこの3つのいずれかに問題があるので整えて行きます。
火種=頑張る理由。
→燃える理由は欲望、理想、信念、恐怖。欲望、恐怖に振り回されない理想、信念を作る
薪 =行動、ペース配分。
→方法、計画、行動の3段階。まずやりたいこと、やるべきこと、やらないことを5つ決めてしまう
環境=人間関係、仕事の負荷。
→5人のセコンドを持とう。リーダー,サポーター,ケアラー,チームメイト,メンター
こんな時代だからこそ、燃えなくなったり。燃え尽きそうになったり。またはこれからも燃え続けるために上記を試してみてください。
自分もチームを見させて頂いているので、メンバーが「バーンアウト」しないように、これからもより「燃え尽き症候群」についての知識を深めて少しでも良い環境を作って行ければと常に考えていきますので今後とも宜しくお願い致します!
最後まで見ていただき、ありがとうございました!