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あなたが「今」できること。

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2024/10/21

お疲れ様です!
TM事業部の本間です!

ここ数カ月家族と過ごすことが多かったのですが、
その中で起きた出来事について今回は書かせていただきます。

私事にはなりますが、
先日祖母が亡くなりました。
92歳とすごく長生きではあるんですが、ここ数年は寝たきりで病院生活となっていました。
寝たきりになる前は田舎でなんでも一人でできる元気なおばあちゃんで、
80歳を越えても山菜を取りに一人で山に行ったり、
専業主婦なのに大工のように家を作ったりもできるすごいおばあちゃんでした!笑

小さな頃は遠くても学校の休み期間にはよく家族全員で行き、一緒に遊んでもらっていたことを今でも思い出します。
隠れて「お母さんに見つからないようにね」とお小遣いをいつも渡してくれて、
帰り際には取った山菜や、作ったおはぎ、料理も家族じゃ食べきれないくらいの量をくれる周りに対してとことん優しいおばあちゃんでした。

学生生活が忙しくなりその後、
社会人となってからは会いに行くことがほとんどなくなり、
倒れて病院で会ったときが久しぶりの対面でした。

私が成長して変わったようにおばあちゃんの外見も変わっていました。
きっと近くにいられたらこんなに変わったとも感じなかったんだろうなと思い、
どれだけの期間会っていなかったかをその時改めて実感しました。

おばあちゃんがその後亡くなり、
お葬式の時にお坊さんが、
「人の死は2つあります。
1つ目肉体の死です。これは物理的にも防ぎようのないものです。
2つ目記憶の死です。これは、今生きている人の中で記憶上忘れられたときです。
亡くなった後にも供養しその人からの教えを繋ぎ続けることが大切であり親孝行です。」
こう言っていました。

戒名を付けるために母がおばあちゃんの人となりをお坊さんへ伝えていて、
「小さな頃から苦労していたようで我慢強い人だった」等、
生きている間のことについて詳しく話をしていました。
おばあちゃんについて聞くことが初めての内容ばかりでしたが、
同時にいつか同じように母について上手く伝えられるのだろうかと考えました。
現状、母について詳しく知らないですし、何か恩を返すようなことも出来ていないかもしれません。
ただ亡くなったあとの親孝行をするなら生きている間の親孝行も悔いなくしていこうと思いました。

今回あくまでも身近な人での出来事ではありましたが、
会社で関わる人、友達や恋人にも重なるのではないでしょうか?
自分が関わっている人は当たり前に近くにはいません。
どんな人もいつかは離れてしまうのです。
だからこそ今一緒にいることができる瞬間を大切にし、
感謝を直接言葉に出して敬意を表せる人で在りたいです。

暗い話に聞こえたかもしれませんが、
こういった経験が今後の自分を強くしていく軸になり、
共有することで私が感じたことが少しでも見た人の価値観を広げるきっかけになればよいなと思います!

最後まで見ていただき有難う御座いました~!!
季節の変わり目で寒くなってきたので風邪にはお気をつけください!

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