北海道の地震対策
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2025/12/15
冬の北海道で地震が起きた時に備えて
― 知っておきたい防災ポイント ―
こんにちは!
テレマーケディング事業部の志摩です!
最近の北海道は天候が悪く、通勤も大変な状況が続いていますね…。
そしてつい先日も地震があり、不安になった方も多いのではないでしょうか。
私事ですが、昨年引っ越しをした際、避難場所をきちんと確認していなかったことに気付き、
地震後に慌てて調べました…。
北海道や東北など、冬が厳しい地域で大きな地震が起きた場合にどう備えるべきか、
調べた内容をまとめましたので紹介させていただきます!
1. 冬だからこそ「停電」を前提に備える
北海道の冬は氷点下が当たり前。停電が起きると暖房停止により低体温症の危険が急激に高まります。
発電所の停止や送電線被害で長期停電の可能性もあるため、以下の備えが重要です。
- カセットガスストーブ:電気不要の暖房は命綱。換気も必須。
- 寝袋(冬用)・毛布:室温0℃近くまで下がる前提で準備。
- 断熱グッズ:断熱シートや隙間テープで室温低下を防止。
2. 食料・水は「多めに」準備する
冬は道路凍結で物流が止まりやすく、支援物資が届きにくい季節です。
- 水:1人1日3L × 7日
- 食料:レトルト・缶詰・カップ麺・栄養補助食品
- カセットガスボンベ:寒さで消費量が増えるため多めにストック
3. 車の備えは「命綱」になる
北海道の冬では、車は避難・暖を取るための重要な“避難空間”になります。
- 冬用ワイパー・スタッドレスタイヤを常に良い状態に
- スコップ、スノーブラシ、牽引用ロープ
- 毛布、水、簡易トイレ、モバイルバッテリーなど車内に備蓄
- ガソリンは半分以上をキープ
車中泊が必要な場合は、一酸化炭素中毒防止のためマフラー周りの除雪を!
4. 家の耐震対策は「家具固定」が最優先
- 食器棚・本棚はしっかり固定
- 寝室に背の高い家具を置かない
- 暖房器具の転倒防止を徹底
- ストーブ使用中は特に火災リスクに注意
5. 近隣との助け合いが冬は特に大切
- 地域の避難所・防災無線の情報を確認
- 除雪は近所同士で協力できる体制づくりを
- 雪で玄関が開かなくなる可能性 → 窓など非常口も確保
6. 事前のシミュレーションで生存率が変わる
- 停電時の暖房手段を確認
- 家族との連絡方法(SNS・災害伝言サービス)
- ライトやヘッドランプを枕元に常備
- 吹雪の際は無理に外に出ず安全確保
北海道の冬に地震が重なると、暖房停止や物流遮断など命に関わる問題が一気に増えます。
だからこそ、平常時から「電気のない冬」を前提に備えることが大切です。
小さな準備が、非常時に自分と大切な人を守る大きな力になります。
ではまたの投稿でお会いしましょう!




