「思い」から「人生」
2022/12/19
こんにちは!
Keioh株式会社、テレマーケティング事業部の仙庭です。
第5回目のblog投稿です。
今回も「少しでも皆さんのためになる」を目的に投稿していきます。
今回は、「原因と結果の法則」という本が気になったのでこちらについて書いていきます。
「原因」と「結果」の法則という本は、
1902年に作者ジェームズ・アレンによって書かれ、
この世界の歴史上最も多くの読者を獲得してきた自己啓発本と言われています。
今日はその内容を共有するために、「原因」と「結果」の法則の読書要約を紹介します。
この本では、7つの章に分けて「原因と結果」の法則について書かれています。
1.思いと人格
2.思いと環境
3.思いと健康
4.思いと目標
5.思いと成功
6.ビジョン
7.穏やかな心
1.【思いと人格】
この章では、「内側で考えていること」と「私たちの人格」の関係について説明しています。
とにかくここで押さえておくべきことは
人は誰も、内側で考えている通りの人間であるということです。
私たちは自分自身の思いによって、
自分を素晴らしい人に作り上げることもできれば、破壊させてしまうこともできます。
なぜなら、
正しい思いを選んで巡らし続けることは、気高い、崇高な人間へ上昇させますし、
誤った思いを選んで巡らし続けることは、獣な人間へと落下させるのです。
自分自身が巡らす思いが、人格を形成するということです。
その思いを選んでいるのは、「自分自身」なのです。
2.【思いと環境】
この章では「私たちの思い」と「環境」の関係について書かれています。
この章で伝えたいことは、環境は思いから形成されるということです。
「人格は、環境を通じてそれ自身を表現している」のです。
私たちが自分の人格の中に組み込んでいた思いの数々が、私たちを今いる場所に運んでいるということです。
この法則によれば、環境に満足していようが不満を感じていようが、
自分自身の思いがその環境に運んだのであり、環境は人間を創りません。
気高い思いばかりを巡らせている人が、邪悪な道に落ち、苦悩するということは起こりませんし、
邪悪な思いばかりを巡らせている人が、気高い目標を達成して真の幸せを感じる
と言うことも決して起こらないのです。
ここでもう1つ押さえておきたいポイントは
私たちは望んでいるものではなく、自分と同種のものを引き寄せるということです。
つまり、何かを達成したい時(望んでいる時)は、望むだけでは手に入らないということです。
自分と同種のものを引き寄せるという法則によれば、
望んでいるものに近づくための努力と行動が必要となります。
3.【思いと健康】
この章では「私たちの思い」と「健康」の関係について書かれています。
肉体は、暗く汚れた思いに従い病気や衰退へと沈んでいくこともすれば、
楽しく美しい思いに付き従い、健康と若さのこともを身にまとうこともするということです。
病気と県境は、環境同様、心の中で回らされる思いの明らかなあらわれなのです。
いくら食生活を改善しても、自分の心を改めようとしない人間は、ほとんど効果がありません。
常に清らかな思いを巡らせるようになった時、人間はもはや病原菌に気遣う必要さえなくなり、
そして、とても自然に、体に悪い食べ物も好まなくなるのです。
4.【思いと目標】
この章では、「私たちの思い」と「目標」の関係について説明されています。
「思い」と「目標」は結びついています。
思いと目標が結びつかない限り、価値ある物事の達成は不可能です。
私たちは、人生の目標を持たない時、
つまらないことで悩んで、余計な苦悩を背負ってみたり、ちょっとした失敗ですぐに絶望してしまう傾向にあります。
それが、私たちを失敗と不幸せへと導きます。
人間は、理にかなった人生の目標を心に抱き、その達成を目指すべきです。
自分の思いを、目標に終始て向け、意欲的に達成を目指します。
大きな目標を発見できないでいるひとは、
まずは目の前にある自分がやるべきことに、自分の思いを集中して向けるべき
人間を目標に向かわせるパワーは「自分はそれを達成できる」という信念から生まれます。
5.【思いと成功】
この章では「私たちの思い」と「成功」について説明しています。
人間が価値ある物事を達成するためには、身勝手な欲望の中から抜け出さなくてはならないということです。
人間は、もし成功を目指すのならば、自分の欲望のかなりの部分を犠牲にしなくてはならないのです。
自分の欲望を優先させる人間は、明晰な思いも巡らせず、秩序立った計画も立てられません。
自分の心を正しくコントロールする努力を怠っている限り、
私たちは大きな影響力を及ぼしたり、重要な責任を果たしたりできる地位には決してつくことができません。
私たちの成功は、
私たちがその達成をどれだけ強く決意し、その計画の上にいかに強く心を固定するかに加えて、自分の欲望をどれだけ犠牲できるかにかかっています。
6.【ビジョン】
この章では、「理想、夢」について説明されています。
気高い理想を掲げ、そのビジョンを見続けている人は、いつの日か、それを現実のものとします。
理想を抱き、そのビジョンを見続けましょう。
そのビジョンを見続ければ、あなたの世界はやがてその上に築かれることになります。
なぜなら、あなたの心はあなたが望み、行動したものを引き寄せるからです。
7.【穏やかな心】
この章では「心」について説明されています。
穏やかな心は、自己コントロールの長く粘り強い努力の結果です。
人間は、自分が思いによって創られた存在であることを理解すればするほど、より穏やかになります。
思いと人格引いては人生との関係を理解し、
原因と結果の観点から、あらゆる現象をより正しく眺められるようになることで
人間は、不平を言い、苛立ち、悩み、悲しむことをやめ、
より落ち着いた、より安定した、より穏やかな心への状態を保てるようになるからです。
人間は、穏やかになればなるほど、より大きな成功、より大きな影響力、より大きな構権威を手にできるのです。
今日は「『原因』と『結果』の法則」という本のまとめをしました。
読んでいると、自分ではできていない!と考えることが多かったです。
まずは、環境のせいにすることをやめて、自分自身を見つめ直すところから始めてみようと思います。
みなさんも自分の「思い」から「人生」を見直してみて欲しいなと思います。
最後まで見ていただきありがとうございました!!