
自責と自己嫌悪
2025/09/22
こんにちは!
TM事業部の片桐です!
突然ですが、皆さんは自責と自己嫌悪の違いを理解できていますか?
今回は、似ているようで似ていないこの2つを深堀りしていきます。
はじめに
私たちは失敗やうまくいかなかったときに「自分を責めてしまう」ことがあります。
そのとき心の中に生まれるのは「自責」と「自己嫌悪」。
言葉は似ていますが、実は大きな違いがあります。
自責とは ― 改善につながる“責任感”
自責は、「自分の行動や選択に責任を感じること」です。
たとえば仕事でミスをしたときに
「もっと確認しておけば防げた」
「自分の段取りに問題があった」
と振り返るのは自責です。
自責は本来ポジティブな側面を持っています。
責任を自分に引き受けることで、改善点を見つけ、次に活かせるからです。
自己嫌悪とは ― 自分そのものを否定する気持ち
一方、自己嫌悪は「自分の存在や性格そのものを嫌う感情」です。
同じミスをしても
「自分はダメな人間だ」
「何をやっても失敗する」
と感じるのが自己嫌悪です。
自己嫌悪は行動改善につながりにくく、
むしろ自信を削り、行動を止めてしまうことがあります。
ポイントは「行動」と「存在」の区別
- ✓ 自責は「行動」にフォーカスしている
- ✖ 自己嫌悪は「存在」そのものを否定している
この違いを理解することが大切です。
自責は成長のきっかけになりますが、自己嫌悪は心を縛りつけてしまいます。
自責を自己成長につなげるために
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1. 事実と感情を分ける
「何が起きたのか」を冷静に振り返る。
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2. 改善できる点を探す
「次はどうすればいいか」に意識を向ける。
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3. 存在を否定しない
「ダメな自分」ではなく「ダメだった行動」を修正する。
まとめ
- 自責:
- 自分の行動を振り返り、改善の糸口を探す
- 自己嫌悪:
- 自分の存在を否定してしまう感情
大事なのは、自分を嫌うのではなく「行動を振り返り、次に活かすこと」。
自責をうまく使えば、自己成長の力に変えることができます。
いかがでしたか?
みなさんも違いを理解して自己成長につなげていきましょう。
次回もお楽しみに~!